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嵐山に観光客をもてなす多機能サイネージが出現 - 滞在延長や周遊促進目指す

桂川に架かる渡月橋。淡い日差しと深い緑がコントラストを描く竹林の小径。日本の"風雅"を感じることのできる京都・嵐山は連日多くの観光客でにぎわいを見せる。

そんな名勝・嵐山において、京福電気鉄道、東映京都スタジオ、島津アドコム、シスコシステムズの4社は、京都府の協力のもと、周遊観光促進の実証事業を3月6日から開始した。

 

同実証事業では、京都府が進める「京都スマートシティ構想」のもと、嵐山駅に2台、西院駅に1台の「インタラクティブデジタルサイネージ」を設置。動画による観光情報の発信や、デジタル地図の活用によって観光客の利便性向上を目指す。

映像スペースでは動画広告の配信によるマネタイズモデルを構築したため、持続的な運用が可能になった。また、映像の上にアニメーションを重ねる「オーバーレイアニメーション」機能を搭載しており、キャラクターなどを映し出すことで、ただ動画を流し続けるだけでなく、画面へのタッチを促すような使い方もできる。

 

この動画領域にはシスコの「Cisco Vision」を使用した。通常は各社スポンサー枠を12コマ、15秒のロールで構成し、プログラム化して配信しているが、近くでイベントなどがある際はリアルタイム映像を流すことが可能。駅に到着した観光客の興味を引き、イベント会場へ誘致する効果に期待できそうだ。セレモニーで実施されたデモでは、嵐電「太秦広隆寺」駅から徒歩5分ほどの場所にあるテーマパーク「東映太秦映画村」で演じられている殺陣の様子が映し出されていた。

https://news.mynavi.jp/article/20180313-599425/